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ガリバー旅行記

ガリバー旅行記というものを読んだことがあるだろうか?

そう、あの、小人が蟻のように集まってきて、ガリバーを地上に、はりつけにしてしまう怖い話である。

小人の次は、巨人が出てきて、さー大変。

で、結局、どうなるんだったっけ?

なんか船に助けられて国に帰れたような帰れなかったような。。。

まあ、こんな感じだから、俺なんか、ガリバー旅行記といったら、遭難つながりで、ロビンソン・クルーソーとごっちゃになったりしていて・・・

はっきり言って子供の話

どうでもいいよ、みたいな。

ようするに、俺はガリバー旅行記などにはまったく興味がなかった。

しかし、ある時、ガリバー旅行記のテレビシリーズを、ぼーっと見ていたら、はまってしまった。(テレビシリーズといっても前編・後編あわせて2時間か3時間ぐらいだと思う)

そのあと、ガリバー旅行記を読みたくて、岩波のガリバー旅行記を古本屋で買った。時間がなくて、まだ読めていないのだが。。。

小人族と巨人族だけが、やけに有名なのだが、ガリバー旅行記には他の世界もいろいろ出てくる。それぞれの世界(というか島なのだが)には様々な社会があり、それぞれの社会はくだらない考えや慣習に縛られている。

傍目にみると、くだらないことにこだわったり、くだらないことを当たり前のことと信じていたり。

他人事だから、

こいつら、ばっかだなー。わはははは

となるわけだ。

で、そのあとに、われに返って、ふと周りを見回すと、実は自分の社会(イギリスなのだが)でも同じようなことが起こっていることに気づく。

で、しゅんとなってしまう。

私たちも、馬鹿だったのね・・・

こうして、ガリバー旅行記は、当時のイギリス社会を痛烈に批判した。

そう、ガリバー旅行記は社会風刺の効いた奥の深い物語なのだ。

だから絵本にしておくのはもったいない。

大人にならないと理解できない本。

大人になった後でこそ読んで欲しい本。

ただし・・・



エロ本ではない。



念のため。

まあ、とにかく、おもしろそうでしょ。

でも、日本人としては、ガリバー旅行記が身近に感じる理由が他にもある。

実は日本が出てくる。

ついでに空を浮遊するラピュータも出たりする。

ちなみに宮崎駿の「天空の城ラピュタ」のラピュタという名前も、ガリバー旅行記の話から来ているというのは有名な話だ。

ガリバー旅行記は空想の物語だが、リアリティーを追求した部分もある。リアリティーといっても、当時の探検家や旅行者の話をちょっと入れただけなのだが。

例えば、巨人族は南米のパタゴニアの人たちがモデルだったらしい。

大航海時代、パタゴニアの人たちの方が白人よりも大きかったという。

ガリバーが帰るとき立ち寄った国が日本だった。といっても、踏絵の話ぐらいしか出てこないし、日本のシーンは1ページが2ページ程度なので、それだけを期待して本を買うと後悔するかもしれない。俺はちょっとがっかりした。

まあ、そういうことで、日本が出てくるシーンに過度の期待は禁物だが、ガリバー旅行記とは、おもしろい話なのである。

今日、このブログのタイトルにラピュータという単語を使おうかどうか悩んでいたら、ガリバー旅行記のテレビドラマが、急に見たくなった。

しかし、ちゃんとしたタイトルもわからない。

と思っていたのだが、いい時代だ。インターネットで何でもわかる。

ウィキペディアで調べたら、すぐにわかった。

『ガリバー/小人の国・大人の国』『ガリバー2/天空の国・馬の国』(1996年) - テッド・ダンソンとメアリー・スティーンバージェン主演の実写連続テレビシリーズ。この作品では医師ガリバーは長い間別れていた家族の元に帰還する。ガリバーの旅行記の場面と精神病院に収監されたガリバーの場面が交互にフラッシュバックするのが特徴。ガリヴァー旅行記の最も忠実な映像化であると考えられている。
(ウィキペディア)



タイトルがわかったので、ユーチューブで調べたら、見つかった!

残念ながら、英語版だけしかなく、日本語の字幕がついたのはユーチューブ上にはなさそうだが。。。(でも、レンタル屋にはあると思う)

ガリバー/小人の国・大人の国

ガリバー2/天空の国・馬の国

このドラマ版は恋愛ドラマの部分もあるので、なお楽しめる。というか恋愛部分のほうが、ある意味、面白いかも。

ガリバーの奥さんを狙う、ずるくて、せこい医者(だった思う)が出てくるのだが、こいつが口がうまくて、偉そうなことをぺらぺらしゃべって、でも器用な男だから、自分の暗黒面を表には出さないやつで、周りの人からも信頼されまくっていてみたいな男。

で、実は自分の欲望だけで生きてるくせして、下心を隠して、ガリバーの奥さんの前では、いい人のふりをするんだなー。さも、奥さんとその子供のためを想って行動しているみたいな感じで。

あー、思い出しただけでも、

相当むかつく

むかつくんだが、小人族や巨人族などのトンデモ話の体験談を語って狂人扱いされちゃっているガリバーには、どうすることも出来ないわけよ。で、どうするガリバー!がんばれ、ガリバー!みんなのガリバー!と、応援していて、いつの間にか、ガリバーだかガイバーだかわからなくなって。ちなみにガイバーはこれね。

とにかく、ガリバーを応援して、はらはらどきどきしちゃうんだなー。まあ、自分をうまく表現できずに不器用な生き方しかできない人とかは好きな展開じゃないかなーと思う。

そういうことで、ガリバー旅行記を知っている人も知らない人も、このドラマ版はおすすめです。


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私は、保守主義のコミュニタリアンです。文化相対主義を追求するなら、すべての文化を尊重する保守主義しかないと信じています。ただリベラルと保守はある程度両立する概念だと思っているので、基本的にはリベラルでもあります。なので、自分としては中道右派ぐらいのつもりです。日本が好きです。時々右よりの発言をします。でも危ない人間ではありません。構造主義が好きなのですが、ポストモダンも好きです。あとマルクスも好きです。

専門は考古学です。地理情報システム(GIS)や統計学、空間分析、文化人類学(特に宗教人類学と経済人類学)、社会思想、進化考古学、景観考古学、人文地理学、数理生物、行動生態学などを勉強してきました。CRMや少数民族の文化復興運動についてもいろいろと考えています。最近はサブカルチャー特にオタク文化に興味があります。経済学は大の苦手です。

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