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日露戦争ブーム

俺は『坂の上の雲』も『竜馬がゆく』も読んでいない。別に司馬遼太郎が嫌いというわけではなかったのだが、高校のときに『竜馬がゆく』を友達が読んでいたので真似したくなかったというのと、それに、その頃、山岡荘八の『織田信長』を読んでいたので、気分は幕末じゃなくて戦国時代だったということもあり、『竜馬がゆく』を読むタイミングを逸してしまったというだけだ。代わりといってはなんだが、『修羅の刻』の幕末編を読んだ(笑)。だから幕末に関しては、ちょっとばかし、うるさい。。。。。つもりだ。

そんな感じで幕末はいいのだが、俺が最近気になっているのは日露戦争ブームの到来だ。『坂の上の雲』のドラマ化の影響で、今年は日露戦争ブームになるかもしれないらしい。明治以降、特に日露戦争あたりの歴史はあまり集中して勉強できなかった人も多いのではないだろうか?少なくとも俺はそうだった。実は、俺も日露戦争のことをほとんどしらなかった。横須賀の三笠は子供のころに行ったことがあったが、日露戦争といったら日本海海戦でバルチック艦隊を倒した東郷平八郎元帥の活躍ぐらいかしか知らなかった。俺が日露戦争に興味を持ったのは、数年前に『二百三高地』という映画を見てからだ。

ただ良く考えると、日露戦争前後というのは、日本人が日本という国を考える上で、とても重要な時代だったと思う。だから、『坂の上の雲』のドラマによって日露戦争を考える人が増えることは、日本にとって、とてもいいことだと思う。ただちょっと心配な事もある。司馬遼太郎は嫌いじゃないが、日露戦争を境に日本が軍国主義化していったという司馬史観は、いまいち好きになれない。確かに日本人は日露戦争に勝って天狗になった部分もあったのだろうけど、でも、日露戦争から太平洋戦争までの時代をネガティブに捉えるのはどうなんだろうかと思う。日露戦争の後も日本人は精一杯生きてたわけだし。。。まあ、司馬遼太郎がそういう単純な意見を持っていたというよりも、そういう風に解釈したがる人たちが多かったというほうが正確なのかもしれないが、そういう人たちは、いまだにたくさんいると思うし、日露戦争ブームとかになると、絶対にその後の時代は最悪だったという印象操作をしてくる人たちが出てくると思う。

そういうわけで、日露戦争を取り上げることはすごくいいことなんだけど、同時に、日露戦争までしか評価しないというような司馬史観が一般化しちゃうのが、少し心配だ。ここは歴女の人たちとかにがんばってもらって、日露戦争のいろんな側面を語ってほしいかな。というか、すごく話が脱線するのだが、歴女ってのも、昨日、知った言葉なんだけど、今すごく興味のわいているトピックだ。歴女って、キャラ萌えっぽくも見えるが、それだけでもないような気もする。特定の戦国武将だけが好きなキャラ萌えだったとしたら、データベース型消費ってことになるんだろうけど、人間関係とかのストーリーを構築しだしたら大塚英志の提唱する「物語消費」ってことになって、ちょっと意味が変わってくるような気がする。物語消費の方向に進んでいったら、歴史好きの人に近づくような、でもBL系に行っちゃいそうな気もするし。うーん。わからん。もっといろいろ調べないと、なんとも言えない。

最後に紹介しておきたい映画があるので、話を戻します。日露戦争といえば『坂の上の雲』が有名だと思いますが、映画『二百三項地』もおすすめです。

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仲代達矢舛田利雄

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この映画は本当によくできているので、見たことない人は、レンタルでいいので、ぜひ見てください。日本がいかに多大な犠牲を払って日露戦争に勝ったかということが実感できます。映画の最後で、つかの間の勝利に喜んでいる日本人の姿を見ていると、その後の歴史を知っている人間としては、泣けてきちゃいます。もしも、この映画に感動したら、是非友達にも紹介してください。すべての日本人に見て欲しい映画なので、よろしくお願いします。


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私は、保守主義のコミュニタリアンです。文化相対主義を追求するなら、すべての文化を尊重する保守主義しかないと信じています。ただリベラルと保守はある程度両立する概念だと思っているので、基本的にはリベラルでもあります。なので、自分としては中道右派ぐらいのつもりです。日本が好きです。時々右よりの発言をします。でも危ない人間ではありません。構造主義が好きなのですが、ポストモダンも好きです。あとマルクスも好きです。

専門は考古学です。地理情報システム(GIS)や統計学、空間分析、文化人類学(特に宗教人類学と経済人類学)、社会思想、進化考古学、景観考古学、人文地理学、数理生物、行動生態学などを勉強してきました。CRMや少数民族の文化復興運動についてもいろいろと考えています。最近はサブカルチャー特にオタク文化に興味があります。経済学は大の苦手です。

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