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宮台さん。。。

最近、宮台真司という人が気になりだした。
宮台真司という社会学者がいたことは昔から知っていた。
ブルセラとか援助交際とかの若者文化を肯定的に解釈しているようだったので、俺としては、宮台真司とは現代社会に蔓延するニヒリズムを受け入れ刹那主義を肯定する、そんな人だと思っていた。その後、朝まで生テレビとかに出ているのを見たり、小林よりのりと対立したりしているのを見て、まあ刹那的な行動をする若者たちの側に立つサヨクよりの人だと思っていた。そうしたら、最近、宮台真司が180度考えを変えたという話しを聞いた。なんか、天皇の存在を評価し、保守を名乗っているとか・・・。もともと宮台真司の本は読んでいないし、だからどこがどう変わったのかはわかるはずもないのだが、とりあえず、ネットで少し調べてみた。

博士も知らないニッポンのウラ 41 天才会議 宮台真司 苫米地英人

うーん。まあ、確かに、いいこと言ってるね。というか、さすがってとこか。

と思ったのだが、

MIYADAI.com Blog

というのを発見。

その中に次のような記事があった。

祝 安倍晋三内閣終焉に寄せて

だいぶ古い記事だが、この記事読んだら、しょっぱなから、マスターベーション右翼とかヘタレ保守とか教条主義左翼などなかなか下品なネーミングが出てきて呆れた。

ちなみにマスターベーション右翼とはどういうものかって言うと、

「マスターベーション右翼」とは、いわずと知れた[安倍晋三的なもの=2ちゃん右翼的なもの=少し前までの『正論』『諸君!』的なもの]。私のいう「ヘタレ保守」の一種です。



なのだそうだ。
まあ2チャンネルとかのイデオロギー論争でよくオナニーという単語が使われているので、それの影響だろう。それにしても、下品だ。もう少し上品なネーミングはないものなのだろうか?

ちなみに、教条主義左翼とは

平和主義が大切だとか、アンチナショナリズムだとかほざくのが「教条主義左翼」ですね。



まあ、俺は右よりだから、何も言うまい。ただ右も左もレッテル貼りしただけで、何が楽しいのだろうという感じだ。
で、このあたりの下品なネーミングは、語る価値もないのであるが、ここで宮台先生は自身の立ち位置を次のように説明する。

We must change to protect the same.
意訳すると「大切なものを守るために変わらなくてはならない」。
これが保守というものの、近代社会や近代主義と両立可能な本義本懐でございます。

「マスターベーション右翼」と、私(たち)と、どちらが「保守」でしょうか。
つまり、どちらが「大切なものを守る」ことに貢献しているでしょうか。
メルクマールは、「道徳」と「賢明さ」と、どちらを大切だと考えるかです。

「教条主義左翼」と、私(たち)と、どちらが「リベラル」でしょうか。
つまり、どちらが「守るために変わる」ことに潔いと言えるでしょうか。
メルクマールは、「イデオロギー」と「現実」と、どちらを注意深く観察するかです。

エゴイスティックかつ自己満足的に「道徳」や「イデオロギー」に拘泥する、
「賢明さ」と「現実」とを欠いた(つまり「馬鹿」で「空想的」な)
「マスターベーション右翼」と「教条主義左翼」を、これからも徹底粉砕して参ります。



まずWe must change to protect the same.
確かに(保守にとって)大事なものを守るためには、変わらなければならないというように訳せるのは確かだ。
ただ、なぜ大事なものを守るためには、変わらないといけないのかという大事な部分がすぽーんと抜け落ちている。
こんな英文よりも、その理由こそが大事なのではないだろうか?
そもそも、こんな英文は出す必要がないし、訳す必要もないのである。
今更、英文出しただけで、へーって納得できてしまうのは、英語で書かれたことがすべて正しいという感じてしまう、おめでたい(宮台先生流に言ったら「くるくるぱー」な)人たちだけだろう。
つまり、この部分では何も言っていないことになる。

では、次の部分はどうか?と思って読んでみると、道徳と賢明さのどちらを大切だと思いますかときたもんだ。
賢明さといったら響きはいいが、ようするに道徳と理性のどっちを信じますか?ということでしょ。理性を絶対的に信頼していたのは、西洋近代であり、そんな絶対的に信頼できる理性なんて存在しないというのがポストモダンの主張のはず。だから、俺としては反対にいまさら人間の理性をそこまで信じられるのですかと言いたい。というか、正直、保守主義にとっては「賢明さ」よりも「道徳」の方が大切なはずなのだが。。。

とりあえず、宮台さんの本を読むまでは、はっきりとしたことは言えないし、そもそも誰かの思想を評価するときに右とか左という区別は意味をなさないような気はする。特に宮台さんは左翼的で有りながら、重装備軍備などは右翼的であり、右とか左の区別で判断できない部分が多すぎるのかもしれない。リベラル保守というのが彼を表現するのに一番適した単語であろう。ただ、リベラル保守という単語には矛盾する物も含まれているような気がする。俺も保守主義とリベラルは対立する概念ではないと信じているのだが、宮台さん流のリベラル保守は保守主義とは言い難いような気がする。だから、俺的には、少しだけついて行けない部分もあるみたいだ。


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私は、保守主義のコミュニタリアンです。文化相対主義を追求するなら、すべての文化を尊重する保守主義しかないと信じています。ただリベラルと保守はある程度両立する概念だと思っているので、基本的にはリベラルでもあります。なので、自分としては中道右派ぐらいのつもりです。日本が好きです。時々右よりの発言をします。でも危ない人間ではありません。構造主義が好きなのですが、ポストモダンも好きです。あとマルクスも好きです。

専門は考古学です。地理情報システム(GIS)や統計学、空間分析、文化人類学(特に宗教人類学と経済人類学)、社会思想、進化考古学、景観考古学、人文地理学、数理生物、行動生態学などを勉強してきました。CRMや少数民族の文化復興運動についてもいろいろと考えています。最近はサブカルチャー特にオタク文化に興味があります。経済学は大の苦手です。

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