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エヴァを見た

実は最近『エヴァンゲリオン』というアニメを見ていた。なんでエヴァなんかを今更見ていたかというと、先週『動物化するポストモダン』を読み終わって、そのまま『ゲーム的リアリズムの誕生』という本に流れていったのだが、その中で何回か『涼宮ハルヒの憂鬱』の話が出てきた。で、「萌え」とかを理解するにはハルヒを見るべきではないかと思ったわけだ。もともと『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメは知っていたのだが、どういう話かということはほとんど知らなかったので、オタク文化研究のためという大義名分のもと、軽い気持ちでハルヒを見始めたのだが、これがまた非常におもしろい。一日で嵌ってしまい、ハルヒ作品の考察みたいなのをネットで調べていたら、エヴァとの比較があって、そっからハルヒを理解するためには、エヴァも見とかないといけないかなと思ったわけ。まあ、もともとオタク文化とかを語るには、いつかはエヴァを見ないといけないってのはわかっていたことだし、いい機会だなってことで、エヴァを見たわけさ。

エヴァ自体は、遠い昔に、チラッとテレビで見たことはあったんだけど、どうも好きになれなくて、ずっと避けて通ってきていたんだよね。俺のイメージだと、エヴァってシンジ(主人公ね)君の心の叫びとかを文字にして画面いっぱいに出してばっかだと思ってたから。だから、いろんな人からエヴァを勧められてたんだけど、あの中学生の青年の主張みたいなシンジ君の心の叫びを延々と見せられるのかと思うと、それだけでカンベンしてくれーみたいな気分になってしまっていた。ただ2ヶ月ぐらいまえにエヴァ芸人の番組見て、エヴァも面白いかもとか思っていた。そこに来てハルヒ関連でエヴァが出てきたから、まあ、今回は「逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!」と自分に言い聞かせながら、がんばってみた。シンジ君の人をなめまくったような、あのしゃべり方に、やっぱり今回も相当むかついたけど、ぐっと我慢して見つづけた。

8話ぐらいまできたら、シンジ君の言動も落ち着いてきたから、結構楽しめるようになった。それに、カジさんというかっこいい諜報部員の男が出てきてからは、話がとても楽しくなった。というか、このアニメで魅力的なキャラはカジさんだけのような気がする。。。。。。だから20話ぐらいでカジさん死んだら、一気に見る気無くしたけどね(笑)。まあそういうわけで、カジさん以外は見るべきものは無かったような気がする。特に最後の2話はきつかったかな(笑)。もちろん、これは、このアニメがおもしろくないというわけではない。俺が見るタイミングを逃してしまっていたというだけだ。中学生とか高校生のころに見ていたら、すごく共感できたと思うし、感動したんだろう。思春期の若者に対しては、いいメッセージを含んでいる。自分探しのテーマとかね。だから、この歳でこのアニメを見たから、結構きつかったというだけだ。もちろん、それでも、ところどころ見どころはある。例えば最終話の途中で心理学系の話が出てきて面白かった。それぐらいかな。あとは、(まだテレビ版だけだけど)ざっと見た感じでは、エヴァに乗らないと自分の居場所がなくなっちゃうとかってのは、仕事を始めてしまうと、いつしか仕事がなければアイデンティティーを失ってしまうという現代人の問題とかを表しているようにも思えるぐらいかな。

他はエンターテイメントとしては見るものあっても、ハルヒと比べると内容はほとんど無いような気がする。キリスト教とかオカルトをベースにしてSFを融合した感じだけど、それくらいだし。心理学関連のネタはなんとも言えないけど、生物学ネタはちょっと・・・って感じのことを言っていたりする。例えば、13話でナノマシンの使徒がコンピューターにハッキングしてくるのだが、その時に冬月教授が「進化の終着地点は自滅、死そのものだ」というシーンがある。一見含蓄のある言葉だが、残念ながら、進化には目的も終着地点もない。あるのは進化論的アルゴリズムによって生み出された結果のみである。と生物学者なら答えなければならない。そこらへんのリアリズムが欠けているような気がする。まあ、製作者が衒学的アニメだといっているんだから、そこらへんを指摘しても仕方ないのであるが。。。

個人的にはハルヒの方がいろいろな考察ができると思う。エヴァは社会問題とかに対するメッセージも弱い気がするし。まあ俺のレベルが低すぎるだけで、エヴァも、いろんな解釈ができるのかもしれないけどね。もう少し、いろんなウェブでも見てまわろうと思う。とりあえず、テレビ版のエヴァを見終わって少し気分が楽になった。これでオタク系文化の本とか読みやすくなったし。次は攻殻機動隊あたりかな。


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私は、保守主義のコミュニタリアンです。文化相対主義を追求するなら、すべての文化を尊重する保守主義しかないと信じています。ただリベラルと保守はある程度両立する概念だと思っているので、基本的にはリベラルでもあります。なので、自分としては中道右派ぐらいのつもりです。日本が好きです。時々右よりの発言をします。でも危ない人間ではありません。構造主義が好きなのですが、ポストモダンも好きです。あとマルクスも好きです。

専門は考古学です。地理情報システム(GIS)や統計学、空間分析、文化人類学(特に宗教人類学と経済人類学)、社会思想、進化考古学、景観考古学、人文地理学、数理生物、行動生態学などを勉強してきました。CRMや少数民族の文化復興運動についてもいろいろと考えています。最近はサブカルチャー特にオタク文化に興味があります。経済学は大の苦手です。

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