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成人映画に関する一考察

今日、街を歩いていたら、懐かしい風景発見!

それがこれ
↓↓↓↓↓↓

ポルノ映画館

ポルノ映画館

 なんか、このカラーリングからして、すっごく80年代なんだが。それにしても成人映画館とか行く人いるのかな?80年代から90年代にかけてビデオデッキが普及して経営がきつくなったと聞いたことがあるんだけど。しかも成人映画からAVにシフトしていって、そのあとDVDがでて、挙句の果てにはインターネットの普及でエロ動画なんてネットで見れてしまうこのご時世、だれがポルノ映画館なんかに行くんだろう。ということで、誰に頼まれたわけでもないが、今日は成人映画の将来について勝手に考えてみたい。

 もちろんDVDからインターネットへの流れはエロビデオとか成人映画とかに限った話ではなくて、普通の映画でもレンタルビデオやネットに客が流れてしまって映画館で見たいという人は少なくなってきているだろうと思う。それでも普通の映画だったら、スクリーンで見てこそ映画なのだ!という硬派な映画ファンとか、初デートは映画館で手を握ってという軟弱野郎まで、まあ、いろんな客層の人たちが映画館に行くだろうと思う。ビデオ派の軟弱映画ファンの俺も、映画館のスクリーンと大音量は迫力があるというのは認めているし。。。

 ただ成人映画には、迫力ある画面なんて関係ないだろう。胸がでかく映し出されても、別にその女優の胸がでかくなるわけじゃないんだし。しかも洋画ポルノとかはひどいよね。ご存知のとおり、日本じゃいちお「ぼかし」を入れているわけで、だけど洋画ポルノ製作者ってのは、日本で上映されるときに「ぼかし」を入れられるなんてことは、まったく知らないから、なーんも考えずに延々と20分ぐらい局部アップ。その結果、スクリーンは90パーセントぼかし画面が延々と流れるという、なんか、昔のどっかのクイズ番組の「これは何でしょう!」みたいな問題を出されているような気がしてくる。音も問題だよね。別に喘ぎ声をそこまで大音量で流さなくてもいいでしょみたいな。大迫力というよりも、大騒音に近いだけで。

 まあ、そういうこともあって、俺の個人的な意見を言わせてもらうと、エロビデオを見たいなら、映画館に行く必要はこれっぽっちもないということだ。昔は成人映画を見るには、映画館に行くしかなかったんだよね。さすがに成人映画をお茶の間のテレビで流すわけにもいかないわけだし、ビデオデッキもインターネットもない時代には、映画館で見るしかなかった。だからみんな行ったのだと思う。ただ、今のようにDVDもインターネットも普及している時代に、しかもレンタルビデオ屋に行けば安価でエロビデオを借りれるし、ネットでも簡単に動画が見れてしまうこの時代に、映画館に通って1000円か1500円か(←値段調べるの忘れてた)高いお金を払って見る価値があるとは思えない。

 でも、実際に、こういう映画館がつぶれずに残っている。つまり一定数の客がいたということだ。一つの解釈としては、特別な人たちが集う出会いの場所だという説がある。特別な人ってのは、まあようするに男性同性愛者なんだけど、そういう人たちの出会いの場としての映画館があるらしい。俺の大学の時の友達も、昔、九州から東京に鈍行列車で帰省したときに、京都のオールナイトの成人映画館で夜を明かそうとして中に入ったら、そういう特別な映画館で、なんか色々誘われたらしい。だからそういう映画館があるってのは確かなんだろうけど、でも全部が全部ってわけじゃないと思う。それに今はネットとか使えばもっと効率的に出会えるだろうから、そういう出会いの場を提供することだけでポルノ映画館が生き残ってきたとは考えにくい。

 そもそもポルノ映画館に女の裸を見に来ているという発想が間違いなのかもしれない。裸が見たいというエロパワーで映画館に勢いよく入ってくるのは若者が多いのだが、実際には成人映画を見にきている若者ってのは、昔からそこまで多くなかったと思う。俺は高校のころ、2、3回ポルノ映画館に入ったことがあるんだけど、そもそも客は10人ぐらい。で、学生みたいのは一人か二人だった。あとの人たちは、たしか酔っ払いとか普通のオヤジとかかな。なんか寝るために来ているような人たちだった気がする。それに、サラリーマンみたいな人が時間を潰していたりとかね。映画館だから涼しいしね。実際のところ、彼らが何を目的に入ってきていたのかはわからない。ただ、俺の印象だと、女の裸見たさに来ているのは、学生風の若者だけだったような気がする。つまり一割か二割の人以外は、裸目当てではないので、エロビデオが流行ろうが、エロ動画が配信されようが、どうでもいいことなのかもしれない。彼らは、映画館にいることに意味があったのかもしれないのだ。本当なら、ここで俺が今日この映画館に入って中の様子を観察すればすべての謎が解けるのであるが、残念ながらお金がないので入れなかった。

 映画館が存続していたというのに驚かされたんだけど、映画自体が作られ続けているというのにも驚かされた。AVが流行っている今、映画などを撮っていて割があうのだろうか?ということだ。まあ、映画館の外側に飾ってある広告を見た感じだと、日活ロマンポルノや成人映画というよりも、普通のAVに近い内容に見えなくもないけどね。

 ここで成人映画とAVの違いは何かみたいな疑問をもつかもしれないので説明しておこう。俺の個人的な印象だと、昔の成人映画は、エロ映画のくせに、やけに高尚だった気がする。なんか、「俺たちは成人映画を撮っちゃいるが、もともとは映画人なんだよ。この芸術がわかるか、てめーら」みたいなメッセージを、高校生のガキだった俺ですら感じてしまうほど、どっか作りが違う感じだった。簡単にいったら作りが映画なんだよ。脱ぐかな、脱ぐかな、と目を血走らせながら見ていても、一向に脱がない。なんか男と女の愛憎劇みたいのを繰り広げちゃっているし、テーマは暗いし。画面も暗いし。全体的に陰鬱だし。で、脱いだと思ったら、なぜかすぐに縛ってSMに走るし。みたいな感じだったと思う。

 一方、AVてのは、あんまり台詞もないし、すぐに脱ぐし、まあ種類によってはSMプレイもあるかもしれないけど、たいていは陰鬱ではないと思う。別に高尚なメッセージもないし。単純に、脱いだ、やった、終わった、みたいな感じ。だから芸術性ももちろんない。(ただし、他の国のエロビデオよりかは日本のAVの構図とかは、とても洗練されているとは思うけどね)。まあ、こういう違いがあるから、成人映画とかって、映画好きの人のおかげで、生き長らえたのかもしれない。芸術性はたしかにあったかもしれないし、芸術とエロスは親和性あるからね。というか、エロスから芸術性をとったら、途端にAVみたいに、ただのエロになってしまうわけだし。

 成人映画っていっても、面白いのもあったんだけどねー。映画自体は、あんまり見てないから知らないんだけど、俺はシティ情報誌とかの映画一覧で成人映画のタイトルを見るのが好きだった。大体「OL」とか「団地妻」とか「昼下がり」とか「情事」とかが人気のある単語だったと思う。「女子高生」とかはなかったんじゃないかな。まあ、そういうわけで、一時期、毎月情報誌で、タイトルをいろいろチェックして喜んでいたんだけど、時々すごく凝ったタイトルとかがあったんだよね。今でも覚えている一番の傑作は

裸女の宅急便

 これね、今、考えても、ナイスなネーミングだと思う。こういうとこから新しい文化が生まれるんだと思う。文化ってのは茶道とか華道とか高尚な文化だけじゃないと思うんだ。大衆文化こそが本当の文化であって、そういう大衆文化ってのは、こういう遊び心とエロパワーで発展していくと思う。そういうことを考えると、成人映画文化も絶やしてはいけないと思うのだ。ただエロスとかは、高尚な芸術か、もしくはアンダーグラウンドの文化でないといけないから、あまり表舞台に出てきちゃいけないんだけどね。アングラはアングラらしく街の片隅の小さな成人映画館でひっそりと頑張って欲しいと思ったのです。

 まあ、そういうことで、今日は成人映画についてだらだらと俺の考えを書いてみた。あんまり内容のないことをだらだらと書いてしまったので、ここで成人映画の向かうべき道を示しておきたい。AVのレンタルとかエロ動画のネット無料配信とかで成人映画は瀕死の状態だというのは既に述べた。しかし、実は、成人映画と成人映画館にも希望が残っていると俺は思う。それは、ずばり3D技術だ。俺の予想だと、近い将来AVも3Dになると思うんだよね。そしたら迫力でるよー、きっと。手の届く距離に、でかい胸とかが、ゆっさゆっさ揺れてたら感動もんでしょ(男としては)。そういうことで、2010年代は、3Dアダルトビデオを映画館で見るのが流行るはずだ(←俺の初めての未来予測)。



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私は、保守主義のコミュニタリアンです。文化相対主義を追求するなら、すべての文化を尊重する保守主義しかないと信じています。ただリベラルと保守はある程度両立する概念だと思っているので、基本的にはリベラルでもあります。なので、自分としては中道右派ぐらいのつもりです。日本が好きです。時々右よりの発言をします。でも危ない人間ではありません。構造主義が好きなのですが、ポストモダンも好きです。あとマルクスも好きです。

専門は考古学です。地理情報システム(GIS)や統計学、空間分析、文化人類学(特に宗教人類学と経済人類学)、社会思想、進化考古学、景観考古学、人文地理学、数理生物、行動生態学などを勉強してきました。CRMや少数民族の文化復興運動についてもいろいろと考えています。最近はサブカルチャー特にオタク文化に興味があります。経済学は大の苦手です。

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