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ハロウィンパーティーのコスチュームとコスプレは何が違うのか?

ハロウィンパーティーが日本でも定着してきたのだろうか。今年はハロウィンの衣装を着た子ども達が町(それも住宅街)を歩いているのを2度ほど見かけて驚いた。子ども達の後ろをコスチュームを着せられたお父さん達が恥ずかしそうに歩いていくのをみて、少し同情してしまったのだが、それにしても、10年前には考えられなかった光景だ。

10年以上前、福岡の天神にあるデパートなどではハロウィンパーティーを盛り上げようとコスチュームパーティーを企画していた。デパートや店が盛り上げようと必死だったが、コスチューム着ている若者などはごく一部だったような気がする。ましてや小学生の子どもたちは、たぶんハロウィンの存在すら知らなかったのではないだろうか。クリスマスやバレンタインと同じようなノリで日本人とはまったく関係のないハロウィンも日本に定着させようと必死な企業に、そうとう違和感を感じたのを覚えている。そのときはハロウィンは日本人に向いていないだろうという感覚だった。特にコスチューム着て馬鹿騒ぎするパーティーは日本人に向いていないと思っていたのだ。しかし、私の知らない間に日本でもハロウィンが定着したようだ。

さて、何の抵抗もなくハロウィンを受け入れる日本人に、笑いを禁じ得ないわけで、なぜ日本人はハロウィンを容易に受け入れたのかということの裏側に西洋文化を崇拝するメンタリティーが残っているのではないかなどと勘ぐりたくなってしまうわけだが、まあそこらへんは置いておいて、今回はハロウィンのコスチュームについての私見を述べてみたい。といっても、私の好みは魔女の帽子だとかそういう個人的な嗜好の話ではない。まあ私の長年の人類学の研究によって、魔女のコスチュームが汎文化的に最も好まれるコスチュームであると結論づけているわけだが。。。ちなみにキャットウーマンのコスチュームもいい。逆に看護婦さんの白衣やスチュワーデスはイメクラにはいいかもしれないが、ハロウィンには向いていない。特にピンク系のミニスカの白衣を着て、でっかい赤十字のマークが入った帽子をかぶって、おもちゃの注射針を持ってくる勘違いした女の子がたまにいるが、ああいうのはやめたほうがいいだろう。場がしらける。というかハロウィンパーティーで色気を出すと男はしらけるような気がする。そういうのは俺の家に来てから、おやりなさい、お穣さんって感じだ。

まあ、そういうことで、俺の下らん嗜好などどうでもいいと思いながら、久しぶりに文章を書いていたら、止まらなくなってしまって申し訳ないのだが、ここらで本題に戻ろう。

私が今回述べたいことはハロウィンのコスチュームとコスプレはどこが違うのかということだ。なぜ、このような事を書くかというと、先日どこが違うのかと聞かれて少し考えてみたからだ。もちろん専門でない私の意見だから、勝手な思い込みかもしれないが、まあ、研究論文でもないし、私の勝手な意見ということで聞いてほしい。

さて、ハロウィンのコスチュームとコスプレは本当に違うのかというと、そこに何らかの違いがあることは、多くの人が感じることだと思う。ハロウィンパーティーでコスプレの格好をしていったら、少し浮くという点に異論はないと思う。もちろん反論する人もいるかもしれない。いや、そんなことはない。ハロウィンのコスチュームもコスプレのコスチュームも同じだ!という人がいるかもしれないが、それはそれで結構。私の負けです。というか、自分でも自分の考えが正しいかどうかなんてわからないんだから、反論する人を論破することもできません。まあ、違和感を覚える人だけ読んでください。

で、話を戻すが、違いがあるという前提で話を進めよう。それでは、何が違うのか。まず考えられるのはコスプレはアニメキャラの衣装だという点だ。コスプレ会場にきちんと行ったことないので偉そうなことは言えないが、たぶんコスプレでスチュワーデスや看護婦などの衣装を着ていたら、なにそれ?といわれるのではないかと思う。それはコスプレの基本はアニメとかマンガのキャラだからだ。一方、ハロウィンパーティーでは伝統的なキャラクターの衣装が主流だ。例えば魔女や悪魔、お化け、赤ずきんちゃんなどだと思われる。

ただ、それではハロウィンパーティーでは、まったく新しいキャラクターが登場しないのかというと、実はそんなことはない。例えば、スターウォーズのエピソード1に出てくるダースモールとか、映画スクリームに出てくるお面の男とか、13日の金曜日のジェイソンとか、カリブの海賊のジャックスパローとか、バットマンとかいろんなキャラがいる。そして、これらのキャラの衣装を着てハロウィンパーティーに出席しても違和感を感じることはない。それなのに、なぜアニメキャラだと違和感を覚えるのか?考えると、少し不思議な気がする。

私の勝手な結論は、たぶんキャラクターに原因があるわけではないということだ。そうではなくてキャラクターへの思い入れが強いかどうかということではないかと思う。コスプレでなぜ衣装を着るかというと、もちろん周りの人に見せたいという欲求もあるだろうが、それよりも変身願望が強いように思う。つまりキャラになりきりたいという感情が強いのではないだろうか。そのキャラクターは衣装を着ているだけの何かなのではなく、自分が同化したい人格を持った「キャラ」なのだ。世界中に一つしかいないキャラである。つまり固有名詞としてしかあわらせられないキャラクターだ。

他方、ハロウィンのコスチュームでは、キャラクターへの思い入れはほとんどない。というよりも、キャラクター自体にそもそも人格などはないのではないか。固有名詞で表されるどこそこの魔女や赤ずきんちゃんではなく、普通名詞の魔女や赤ずきんちゃんなのだ。だからそのキャラクターになりきりたくでも、そもそもなりきるような人格がない。単にキャラクターを指し示すシンボルとしての衣装があるだけだ。これは映画のキャラクターでも同じことのだと思う。映画のキャラクターといっても、彼らはあまり強い個性を示していない。ジャックスパローは例外だが、他のキャラクター例えばジェイソンやスクリームの仮面の男がどんな人物かなどということはほどんど意味がないし、ハロウィンパーティーで彼らの衣装を着ている人たちは、これらのキャラクターと同化しようなどとは思っていないはずだ。つまり、ハロウィンでコスチュームを着ている人たちは、そのキャラクターに何か強い思い入れがあるわけではなく、単に自分の奇抜な衣装を友達に見せたいと思っているに過ぎない。

まとめるとハロウィンパーティーではコスチュームは友達に見せるために着るものであって、そのキャラクターを演じるために着ているわけではない。コスチュームは場を盛り上げるためのもので、友達との関係を深める役目しかない。コスプレでは、人に見せるよりも、まずは自分の好きなキャラクターになりきるために着ている。友達に見せたいという欲求以前に、自分の好きなキャラになりきりたいという変身願望が根底にある。だから、ハロウィンのコスチュームとコスプレは似ているようで、まったく違う行為なのだ。その違いを多くの人たちはなんとなく感じているから、ハロウィンでコスプレのノリでコスチュームを着てくると、違和感を覚えてしまうのかもしれない。逆にコスプレ会場でキャラに思い入れができない普通名詞で表現されるスチュワーデスやナースなどのキャラクターの制服を着てくると違和感を覚えてしまうのだろうと思う。まあ、私の個人的な意見としてはアニメキャラのコスプレもハロウィンのコスチュームも好きなわけだが。ちなみにコスチュームとしては魔女以外に、婦警さん、スチュワーデスも好きなのだが、誰も俺の好きなコスチュームなどには興味はないと思うので、脳内妄想が臨界点を超えて暴走するまえに、ここらでとめておこう。



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まとめteみた.【ハロウィンパーティーのコスチュームとコスプレは何が違うのか?】

ハロウィンパーティーが日本でも定着してきたのだろうか。今年はハロウィンの衣装を着た子ども達が町(それも住宅街)を歩いているのを2度ほど見かけて驚いた。子ども達の後ろをコスチュームを着せられたお父さん達が恥ずかしそうに歩いていくのをみて、少し同情してしま...

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私は、保守主義のコミュニタリアンです。文化相対主義を追求するなら、すべての文化を尊重する保守主義しかないと信じています。ただリベラルと保守はある程度両立する概念だと思っているので、基本的にはリベラルでもあります。なので、自分としては中道右派ぐらいのつもりです。日本が好きです。時々右よりの発言をします。でも危ない人間ではありません。構造主義が好きなのですが、ポストモダンも好きです。あとマルクスも好きです。

専門は考古学です。地理情報システム(GIS)や統計学、空間分析、文化人類学(特に宗教人類学と経済人類学)、社会思想、進化考古学、景観考古学、人文地理学、数理生物、行動生態学などを勉強してきました。CRMや少数民族の文化復興運動についてもいろいろと考えています。最近はサブカルチャー特にオタク文化に興味があります。経済学は大の苦手です。

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